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2013-12-07 [独白]

@箱根駅伝まで1箇月をすでに切っている。…各校のチームとも、勝利の栄光をめざし、日々練習に余念がないようだが…その駅伝というものを含めた、学生スポーツの、ひとつの"効能"について考えてみよう。

@春・夏の高校野球と同じく、学生ランナーたちが走力を競い合い、母校の誇りとチームの友情と絆が込められた襷を渡していく、箱根など一連の大学駅伝レースというものは、大学の研究機関における"ガラパゴス化" 、学生の学力向上や教養深化の機会を奪う「新卒一括採用制」なる悪法が齎してきた問題、学生の資質低下など、数多の大学組織が抱える諸問題を、私たちが喜び、感動する一番美しい形で覆い隠しているように思える。

@…などと、こんな風に考えてしまうのは、学生駅伝ファン多しと言えども、私一人くらいなのかもしれない。

@いや、大学駅伝だけではない。すべての学生スポーツが、上に書いた大学組織の抱えている諸問題に、私たちが目を向けさせない為の「ベール」的な役目をしているのではないか。

@そしてそれが、学生スポーツの「効能」のひとつなのではないか。それも、「負の」…。

@なんて考えていたって、その覆い隠しも一時(いっとき)だと思うゆえ、私たち学生駅伝ファンは、毎回のように箱根などの大学駅伝レースを観て、お目当ての大学チームに全力の応援をささげるのであるが。

@兎にも角にも、駅伝レースの華、箱根駅伝のスタートの日は、徐々に近づいてくる…。


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