SSブログ

陸上界の明るい未来…設楽兄弟その②

★日本の陸上界は、瀬古利彦や宗茂&猛の活躍した時代から30年以上経ったいま、暗黒時代の真っただ中にある。世界的なレースで入賞する選手はごくわずかとなり、優勝のメダルすらもらっていない。昨年のロンドン五輪でもマラソンは6位入賞が日本では最高位。10000mでは上位入賞は叶わなかった。

★そんな暗黒がいまだ深い陸上界であるが、きょうびこのごろに入り、ようやく一条の光が見え始めている。1991年生まれ、2010年に大学に入学した「タレント世代」のスターたちである。

★世界的な活躍が大いに期待される、早稲田大学スポーツ科学部3年の大迫傑、先日マラソン初挑戦を果たした、抜群の安定感を誇る駒澤大学経済学部3年の窪田忍、油布郁人らが筆頭株であろうが、その中でとりわけユニークな個性と、確かなる走力を誇る、双子の兄弟がいる。東洋大学経済学部3年の、設楽啓太・悠太兄弟が、それだ。

★88回の箱根駅伝で、劇的”メガ快勝”を遂げた東洋大学。この時はどちらかというと、4年間箱根の山区間を走りぬいた、あの「山の英雄」に目が行きがちだったが、設楽兄弟はすでにその優勝チームの中にいた。しかも弟・悠太は復路7区で佐藤悠基の記録を3秒上回る、区間新記録を打ち立てたのである。そして2013年3月時点でも、この記録は破られていない。


★其処から、兄弟の…とりわけ悠太の、快進撃が始まるわけであるが…過去を尋ねれば彼らは小学6年で陸上を始めて以来、大学までずっと一緒に、互いに近しいライバルとして、切磋琢磨しながら、強者となっていったのである。そして気付けば、学生陸上界で最も強い双子ランナーと謳われるようになった。

★しかし、設楽兄弟の進化と成長は、此処でとどまらない(それはほかの選手とて同じ)。まだまだ伸び白は無限にあるわけで、彼等の努力次第では、『大化け』する可能性もある。

★兎にも角にも、世界的な数多の強豪と、十二分に競えるよう、強くなってほしいと願ってやまない。がんばれよおおおお、ツインズくん!!!!


nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。