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マイケル追悼式…しかし死因未だ判明せず。 [独白]

★先日、今は亡きマイケル・ジャクソンの追悼式がロスアンジェルスで行われた。応募で選ばれ、会場に入れたファンも、入れなかったファンも、世界のポップミュージックに革命を起こした「キング・オブ・ポップ」の偉業を偲んだ。

★一方、マイケルの死因については、ディプリバン注射説などがメディアで流れているが、真相はいまだわからずじまい。遺族も独自に捜査を依頼していて、犯罪の可能性も視野に入れた調査が進もうとしているらしい。

★マイケルの死が、若し犯罪によって齎されたならば、彼は過去の歴史的ヒーロー―無論、実在・架空を問わず―と同じように、悪によって命を落とした、ということになるのか。


★ヴァーグナーの『ニーベルングの指環』最終夜『神々の黄昏』で、「世界の矛盾を一身に担って死んでいった」(茂木健一郎「脳のなかの文学」より)英雄ジークフリートが死んだのは、悪人ハーゲンに、唯一の弱点である背中を刺されたからである。

★『指環』の発表から数十年経った1980年12月8日、マイケルよりも前にポップに革命を起こした元ビートルズのメンバー、ジョン・レノンは、彼の熱狂的なファンだった男に刺されて絶命した。

★さらにそれから遡って、非暴力・不服従を掲げて、かの広大で悠久の国の、民衆解放の為に闘った、インド独立の父マハトマ・ガンディーは、ヒンドゥー過激派の男に刺されたことがもとで、この世を離れた。

★歴史の中で、世界に旋風を起こし、民衆の喝采を浴びたヒーローは、最後には彼等を妬む悪により倒されていった。

★マイケルの場合も、彼に妬みを持っていた何者かに、絶命させられたのであろうか。そうであってほしくないとは思うのだが。
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